紙が高い!!!

基本的にイギリスの物価は高いです。イギリス人は「日本は何でも高い」というイメージを持ってるようですが、なんのなんの、イギリスには及びません。(野菜など一部イギリスの方が安いものもありますが)
そして私を心から驚かせたのが紙製品の高さ。ノートや本などは言うに及ばず、私が一番迷惑をこうむっている物を挙げるとしたら、それは迷わずティッシュペーパーでしょう。鼻炎持ちの私には毎日のティッシュは不可欠です。コーヒーにクリープなんてなくてもいいけど、私の鼻にはティッシュが必要なのです。死活問題であるとさえ言えます。どこへ行くにもティッシュは欠かせません。なのにっっ、なのにーーっっ・・・

ひと箱 £1.40〜(約250円)というのはどういうことか?!?!
日本でスーパーの安売りに行けば5箱は手に入る値段じゃないかっっ
あなたは鼻炎持ちの人間の気持ちを考えたことがあるのか!?

とぶつけ先のない怒りをティッシュの並ぶ陳列棚にぶつけ、思わず取り乱してしまうくらいの高さなのです。
今はもうあきらめモードに入り、おとなしく買っていますが、でも高いよなぁ・・・。 ちなみに最高級やわらかティッシュは500円は絶対くだりません。

余談ですが、こちらの人は鼻かみティッシュを使いまわします。一回使ったくらいでは捨てたりしないのです。(鼻水の量にもよる)
これはおそらく昔からの「鼻はハンカチでかむもの」という習慣があるためと思われます。若い人たちはもうハンカチを使うということはあまりないようですが、今でも中老年の方たち(特に男性)がポケットからクシャクシャのハンカチを取り出し、片手で器用に「ブビーっっ」とかんだ後(本当にこんな音がする)、またポケットにクシャっと押し込んでる姿をよく見かけます。そして体温でハンカチを乾かし、何度でもまた使うのです。女の人はブラウスなどの袖口にクイッとこれまた優雅に押し込んでたりします。
この習慣があるため、ティッシュももちろん使いまわされ、「大きい・厚い・丈夫」というのがティッシュ3大売り文句になっているのです。