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外国で暮らすようになるまで、そんなに意識したことはなかったんですが、というより、自分は日本にいるときもそんなに頻繁にぺこぺこおじぎをしているとさえ思ってなかったのですが、こちらに来てから、
「あー、わたしは確かにお辞儀をする民族なんだわ」
と思わされることが多々あります。
たとえば、だんなの同僚など誰かと初めて会ったとき。別にフォーマルな集まりでもなんでもないのだから、普通に「Hi!!」とでも言って握手でもしとけばいいのですが、無意識のうちに「ハイッ」と言うと同時に頭がピョコっと下がっているのです。
そして、車を運転しているとき。信号のない交差点などで、向こうが道を譲ってくれたときに、これまた無意識に頭をガクンッとさげてしまう。お辞儀された方は、「気でも失ったのか!?」というような怪訝そうな顔だったり、にこっと笑い返してくれたりとさまざまです。
また、道路を横切ろうとして、車が止まってくれたときなども同じ事が起こります。こちらの人は、「ありがとう」のサインに片手をパッとあげるのが普通のようですが、相手が自分より明らかに年配の人だったりすると、どうしても一瞬ためらってしまうのです。
いつかは慣れるんでしょうが、これにはしばらくかかりそうな予感です。
嗚呼、日本人。
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