4日間のロンドン旅行を終えて無事帰宅しました。
「あ〜、楽しかったね〜。やっぱりロンドンは大都会だねぇ・・・」
と非常に満喫できた感想とともに、
「あ〜、疲れたね〜。やっぱりヨークシャーは落ち着くねぇ・・・」
とおばちゃんみたいな感想も抱いてしまいました。ま、どこへ行ってもいつも似たような感想なんですが。
今回は普段足を伸ばしたことのないところへ行こうっ、と計画(意気込みだけで具体性ナシ)していたのですが、これがなかなか成功でした。滞在したホテル自体もVictoria駅の側というほとんど馴染みのないエリアだったので、そこからぐぐっと足を西に伸ばして、Sloane StreetやKing’s Road、Fulhamなどちょっとお洒落でポッシュなChelsea、Belgravia地区を探索。
大通りから一本はずれるとすぐ住宅街が広がっているんですが、この辺り一体すれ違う人ほとんどが体中から「金持ちオーラ」を発散しており、「住む世界が違う」とはこういうことか・・・と遠い目になれること請け合いです。
玄関前のごみ置き場には「Joseph」(高級服ブランド)の紙袋にごみを詰めて捨てているお家があったり、若いナニー(乳母)が子供のお迎えをしていたり、日が暮れてから通りを歩くと、地階の窓から暖かな明かりが洩れて、中にはきらきら光る銀食器とワイングラスにランチョンマット、ナプキンとフルセッティングされた大きなダイニングテーブル、その横で小さな子供がフローリングの床に座って、ご飯までのつかの間を積み木の電車で遊んでいる、という「これ以上幸せな光景って他にあるのか!?オオ、神よっっ(意味不明)」と両手を広げて叫びたくなっちゃうような光景が見られたりします。
これだけでも十分楽しめるのですが(暗い?)、大通りに出ればすばらしいセレクションのお店の数々が「どうだどうだ」とウィンドウからあらがいがたい光線を発しているわけです。日本のお金さえあればなんでも手軽に手に入る便利な生活から、イギリス北部の何でもそう簡単に手に入るとは限らないつつましい生活にすっかり慣れてしまった私には、この魅惑の荒波は大きすぎました。
「物欲」という下世話なツボをぐりぐりと押されるままに波乗りひかるはビッグウェーブに乗り真っ赤なコートを購入。クリスマスプレゼント用に靴下3足購入。
その後も帰る日までビッグウェーブは初日だけで免れたものの、小波にさらわれ続け、カーディガン、Tシャツ、CD、グリーティングカード、カレーのルー(冷静になるにつれ波も徐々に小さくなっていく)と散財を続けたのでした。ま、カレーのルーは予定内ということで。
こうして買い物に精を出したり、友達と一緒においしいものを食べたり、道行く人を眺めたりと「ロンドン」を十分楽しんだんですが、やはり大都会に伴う弊害も。
とにかく人が多いのです。ハーフタームということもあるのでしょうが、どこからこんなに人がわいて来るのだ?というくらいどこへ行っても人だらけ。今回足を伸ばした先、Chelseaや東部のSpitalfieldsエリアはそれほど観光地ではないので穏やかでしたが、Piccadilly Circus辺りの中心部は「祭りか!?」ってくらいのごった煮状態。私たちがロンドンに出るときはボブ男の休みにあわせるのでどうしても人が多い時期に重なってしまうんですが、やっぱりげっそり・・・。
そしてTube(地下鉄)は相変わらず臭くて、何度も循環されたであろうムァ〜っとした汚い空気が充満していて、しかも人の多さにイライラしているロンドナー(特に若い女性)が無言で体当たりしてくるのでこれまたげっそり・・・。(今回は何度かバスにも乗りましたが、外の景色は見られるし、比較的空気もきれいだし断然こちらをお勧めします。)
というわけで、ロンドンの一長一短をひと揃い味わって帰ってきた感想が冒頭のせりふになりました。
でもまた懲りずに荒波に乗りにいくんですけどね。次回は波にのまれないように、と。