ヨークシャ人は英語を喋らない?

97年の夏、私がイギリス東部の海沿いの町グレートヤーマスからヨークシャーに移ることが決まったとき、私の周りの人は口を揃えて、
「あー、あそこは英語しゃべらないから・・・」
と言いました。私はびびりまくり、
「あぁ、私の5ヶ月間の必死の努力も水の泡。また一からなのね〜・・・」
と出発前は心の準備に余念がありませんでした。
しかし、実際暮らしはじめると、いわれていた程でもなく、「あぁ暮らしていけそう・・・」とほっとしたのを覚えています。が、やっぱりなまりはかなりのもんです。
イントネーションが尻上がり、というか波があるというか、うねうねした感じ。ちょっときつく聞こえるという人もいます。
そして、単語の発音の仕方も独特です。
    典型的な例を挙げると、
  • “LOVE”− 普通:「ラヴ」・・・ヨークシャー:「ロヴ」
  • “PUB” − 普通:「パブ」・・・ヨークシャー:「プブ」
  • “I don't know”− 普通:「アイ ドォント ノウ」・・・ヨークシャー:「ア ドォーン ノォォォ」

などなど・・・。
おっちゃんや子どもなどがしゃべっていると、私にはもう理解不能だったりします。(ご近所に住んでる、ジョンというおっちゃんが話し掛けてきたときは、いっつも全く一言も分からず、「あはは・・・はは・・」と苦笑いで相づちを打つのみでしたが、後で聞いたら「それは訛りじゃなくて、アル中で酔っ払ってるからだよ」ということらしい。なーんだ。)
この間、友人がロンドンから遊びに来たとき、とうとう
「ひかるさんの英語、やっぱりヨークシャー訛りですね」
と言われてしまいました。おぉ、もしかしたら、とは思っていたが、やっぱりか。ノォォォォ・・・