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今イギリスでは密かな(?)日本ブームのようなものが巻き起こっています。
「のようなもの」と言ったのには、訳があって、これが少々微妙なのです。
まず、日本食。これは本当にはやっています。すしバー、ヌードルバーがそこかしこにオープンし、最先端トレンディ好きの人たちがこぞってでかけます。
生魚を何のためらいもなく箸でつまみ、SAKEを飲む。これが今一部の人たちの間では一番かっこいいと思われているのです。
そして、それに合わせて、食器やインテリア、ファッションにいたるまでその影響でFar East(極東)的なものがはやりはじめました。
この「Far East」というのがポイント。つまり、「日本」と限定はしていないのです。なぜなら彼らにはあまり区別がつかないから。
私たちの顔を見て、中国人か日本人かを見分けられないように、これは日本のもの、これは中国のもの・・・と区別することができないので、みんな一緒くたにされています。そこに風水ブームも加わったことで、さらにわけわからん感は強まり、そしてその最たるものが「漢字グッズ」なのです。
ろうそくからフォトフレーム、Tシャツ、ソファ、布団カバーに至るまで漢字で書いてあればOK。
「風水」なんて書かれた額縁が売られてたりして、「そのままやんけっっ」と何度突っ込んだことか。
他にも笑ってしまったものとしては、
- 男物のシャツで片身ごろに竹の刺繍が入り、その下に赤い糸で「日本だ」の文字
- TVプレゼンターが着ていた「刑事プリオ」Tシャツ。
- きったない字で「健康」と書かれたグリーティングカード(読みがなつき。でも中国語発音)
などなどきりがありません。
そしてさらに私たち漢字圏の人間を困惑させるのが「そんな字ないぞ」といったインチキ漢字や、まったく意味を成さない言葉の羅列、さかさや反転してプリントされてしまっている漢字グッズたちです。誰かチェックしろよ、です。
一番困るのはこういうものを「あなたの国の言葉でしょ」と気を利かせたつもりでプレゼントされちゃう時。「こんなん使えるかーっっ」とも言えず、「わー、ほんとありがとう!」と半泣き状態で喜ばなくてはなりません。
ちなみに私は最近「和」と「愛」と書かれた風鈴をもらいました。どうしろというのだ?
このように、最近はこんなものがイギリスの街中にあふれているので、出かけるたびに脱力してしまう日々なのです。
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